江戸時代の慶長15年〜17年頃、名古屋城の築城完成(1612年)と同時に清洲の城下町より、名古屋の城下町へ移り(清洲越)、もともと刀の鞘と鍔を取り扱っておりました。
屋号は「茂登屋」で世襲名「茂兵衛」を名乗っておりました。
食品に切り替えたのが、(1760年頃)尾張の国桑名町(現在の名古屋市中区栄2丁目)
にて、初代・初の介が食品・海産物の店「瀧茂登屋」を開業。
明治36年 名古屋大須観音にて。
「タキモ本店」従業員一同の貴重な写真です。
二代日 信次郎が世襲名「茂兵衛」を名乗り、尾張徳川家の御用達を承る。
三代目 初次郎が明治示年、瀧茂登屋の瀧と茂兵衛の茂の2文字を取って屋号を「タキモ」とした。
明治20年、小田原町(現在の名古屋市中区丸の内2丁目)に移る。
四代目 太郎次郎が宮内庁御用達を承る。
五代目 初太郎、大正6年、商標登録「タキモ」を取得し、合名会社を設立。
六代目 金次郎、昭和25年、昭和天皇が八勝館に御宿泊の際、御用商人としてタキモ謹製としての削節を納める。現在の住所に移転。
七代日 温雄 昭和41年10月、株式会社タキモ本店を設立。現在に至る。